1/5

円相6

¥1,100 税込

送料が別途¥180かかります。

円相6
2023年2月15日刊行
税込価格1,100円 A5版106ページ
発行 DOORbooks
従来のスタイルである小説と論考のような随筆から、さらに哲学へのアプローチを誘う連載が始まりました。執筆者同士が事前にすり合わせることをせずに、今、書けることを書いていますが、意識的にも無意識的にも外へ現れるそれぞれの言葉が、小説、批評、哲学論考の形式をとりながらも、書き手三者の観念はなんらか重なるところがあります。説明し難いことを伝える一つの試みとして円相6はまた新しい段階を迎えました。
スピノザ哲学の研究者である佐々木晃也による新連載「スピノザの直観知についての試論1」は、難解なスピノザ哲学を通して、スピリチュアルな事柄、見えない領域への厳密なアプローチ、解釈を提供します。
短編小説は3編。老いた身の生々しい感情の発露の裏には、ある時期の徹底的な出来事が今も見え隠れしながら貫いています。団塊世代が老いを迎えようとする現代において、単に理想の老いの形を追うのではなく、そこにその人固有の拭い去れないものを見つめ直すことが書かれています。小倉健太郎による批評は、心の師匠である池田晶子の言葉をガイドに、石牟礼道子、ゴッホの、言葉を超越するコトバが内包する壮大なスペースから錨を下ろすようにして刻まれた言葉について、真に迫る文章が続きます。
また、柳宗悦著「私の念願」から抜粋した文章を紹介。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,100 税込

最近チェックした商品
    その他の商品