円相5
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円相0号からスタートして一年を経て5号目となります。中身は短編小説、随筆、お話、エッセーとくくることがでできますが、およそ文学という大きな器のほんの片隅を借りながら、「書く」ことを通して見つめ、読まれることを頭に入れながら書いたものが収められています。
毎日があっという間に過ぎてあっという間に時が流れる中で、ふと何かのきっかけで日々に風穴が空き、「そうだ自分は本来こうであった」と自分が「わたし」に触れることを、やはり人と人の出会いによって引き起こされる場面を描写するのに小説という表現形式はふさわしいです。今回の「ゆりかご」も1組のカップルが長年、お互いに棚上げしてきたことを見つめ直す過程を描いています。
随筆の「ある限定的な公平性」では、閉塞感を増し、様々な正当性や正義感に揺さぶられ続ける今日性において、文学の存在を明らかにしていきます。「私たちが物語や詩を生きている」それは生き方を示すのではなく「生」そのものだと結び付ける過程に、小林秀雄や村上春樹の文学者の切実な心からの言葉がガイドとなります。今号から、畑と音楽と題した文章が始まりました。畑仕事と音楽のやわらかな関係を描いています。
「歌う釣り人」というお話は川上陽介さんの絵から生まれました。
円相5
A5版 118ページ
本文著者 小倉健太郎 高橋香苗
本文挿絵 川上陽介 高橋香苗
表紙写真 酒井俊輔
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